Windows11へアップグレードのシステム要件が緩和と一部サイトが報道
ニュースの一覧にちょっと変わった記事があった。Windows11へのアップグレードのシステム要件が緩和されるとのこと。Windows10のサポート終了が1年をきったこのタイミングでの記事 果たして真偽のほどはどうなのか。
マイクロソフトからのアナウンスは
マイクロソフトから正式なアナウンスは今の所なし。検索してもシステム要件緩和の話題はこの記事のみだった。マイクロソフトが今までの方針を覆してシステム要件を緩和することが果たしてあるのだろうか?その記事では背景にはWindows10サポート終了後の市場混乱を回避し、Windows11の普及が目的との記載があった。
緩和対象はTPM2.0とプロセッサか
もしシステム要件の緩和があるとすればTPM2.0とプロセッサの緩和だろう。ただプロセッサの緩和は今後展開されるAI機能がきちっと動作するか怪しい。TPM2.0に関しても一部ソフトではすでにこれがないとインストールが出来ないソフトもあるのが実情
もし緩和されたらインストールはどうなる
緩和されたら対象のPCは強制メッセージによるインストールやWindows Updateでのインストールが可能になるのだろう。
緩和による混乱が逆に起きる可能性もあり
一部業務用ソフトではシステム改ざん等を防ぐ意味でTPM.2.0を独自にインストール要件にしているものも出てきている。もうかなりのユーザーがWindows11への移行スケジュールを組んでいるところもあったり、新規PC導入に動いているのが実情。Windows10初期モデルならシステム要件が緩和されてインストールできたとしてもまともに動かないだろう。
現状でもシステム要件を無視してインストールは可能
一部ユーザーはすでにシステム要件を無視してインストールする方法は周知されているのが実情。これを防ぐことはあってもシステム要件の緩和が必要かは怪しい。
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いろんな情報ではうわさは本当のようだ
少しずつ情報が出てきたがシステム要件の緩和は本当のようだが、アップデートができなかったり、デバイスが非対応のためトラブルが出ている模様 新規にPCを買うのがいいようです。
マイクロソフトが正式に表明
米Microsoftは12月4日(現地時間)公式ブログにシステム要件を緩和することはないと正式に表明 TPM2.0の重要性を強調
TPM2.0に関する談話
・OSの整合性確保。OSの起動時に悪意あるソフトウェアが混入しないように、信頼できるソフトウェアのみを実行するよう保証する(セキュアブート)
・鍵の保存・使用といった暗号化プロセスをメインCPUから分離し、攻撃を困難にする
・仮想化ベースのセキュリティ(VBS)。とくに狙われやすい部分をメインシステムから分離し、攻撃のダメージを最小限にとどめる
・「Windows Hello for Business」といった堅牢なパスワード保護技術
・ディスク暗号化ツール「BitLocker」
・「TPM 2.0」はISO標準に準拠しており、業界が必要とするさまざまな暗号アルゴリズム、暗号化キー、証明書に対応できる
未だに出回る怪情報
マイクロソフトが否定したにもかかわらず緩和したの情報が出回っているが完全に嘘情報 記事を読んでも緩和条件もなく、試しにアップグレードサイトよりインストールを試みるも従来の条件で弾かれる。
アップグレードを試したい方はこちらより
Windows11アップグレードシステム要件緩和のまとめ
Windows11アップグレードシステム要件緩和が緩和されるとのうわさがありますが本当ですか?
緩和される可能性は10%ぐらいだと思います。
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